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抜歯即時埋入のセミナーに参加しました@東京

 H30年11月25日(日)に東京のベルサール田町で行われたストローマン社主催のインプラント抜歯即時埋入のセミナーに参加してきました。

 

 現代ではインプラントは特別な治療ではなく、ブリッジや義歯とならび歯を補う治療(欠損補綴)の一つの選択肢となっています。その臨床データは日々蓄積、研究され発表されています。今回は、そういった情報や知識をアップデートし、より予後の良いインプラント治療をするための方法を学んできました。

 

 インプラントという治療の選択肢がある今、歯を守ることはもちろんですが、歯を支える顎の骨(歯槽骨)を守ることも重要です。日常診療の中で顎の骨の吸収を最小限に抑える工夫をしたり、すでに吸収されてしまった場合は顎の骨を作ったり(GBR)することでスムーズなインプラント治療が可能となります。

 通常、歯を抜くと唇頬側の顎の骨が強く吸収されます。その結果、大きく顎の骨が吸収されてしまうと、インプラント治療そのものが難しくなってしまう場合があります。そのため、歯を抜く段階で、顎の骨の吸収を抑える処置(リッジプリザベーション)をしたり、もしくは歯を抜いてすぐにインプラントを埋入する(抜歯即時埋入)ことで骨の吸収を抑えることができます。特に前歯部では、その審美性を確保するために抜歯即時埋入という術式が用いられることがあります。

 

 当院は、顎の骨や歯肉をコントロールしながら、長期的に安定するインプラント治療を目指しています。もちろんインプラント治療が全てではありません。義歯、ブリッジ、インプラントなどを組み合わせた治療をご提案をします。ご相談させていただく中で、皆さん自身に合った最適な治療法を導き出せればと思いますので、お気軽にご相談ください。

 

 

・関連ページ ≫【診療案内:インプラント

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コメント: 1
  • #1

    アルファ遠藤 (火曜日, 27 11月 2018 14:28)

    お世話になっております。ストローマンケアーズ有りますので、ストローマンインプラントケース出ましたら。よろしくお願いします。