2019年4月27-29日の3日間にわたって、浦和の波多野歯科医院 Maxis Implant Institute で行われたドーソンアカデミージャパンCore2 Hands-on 第1回「Comprehensive Examination & Records(包括的な診査と記録)」を受講してきました。
今回のハンズオンセミナーでは、咬合治療のスタートラインである包括的な診査と記録について、講義だけでなく診療室で実際に手を動かし学んできました。診断用写真の撮り方、ドーソンテクニック(Bimanual Manipulation)による中心位の獲得法、フェイスボートランスファー、咀嚼筋診査、咬合器マウントの仕方、顎関節ドップラー聴診、前歯部チャックバイトなど明日からの臨床に活かせる手技を習得しました。
歯科医師同士でこれらの手技を実践し合うことに加え、講師であるAndrew Cobb先生によるドーソンテクニックを私自身が体験し、さらにはCobb先生自身に私がドーソンテクニックを行うことにより、精密な中心位の獲得に確信を持ちました。セントリックチェックという機器を用いた中心位の確認では、3回測定した中心位が針の先ズレることなく記録できたいました。
潜在的に咬合治療が必要な患者さんは多くいらっしゃいます。患者さん自身が感じる咬合の不調和による”症状”が出現する前に現れる”兆候”を診断し、症状が現れる前に長期に安定する予知性の高い治療を提供することを目標としています。今回得た知識と技術を活用し、より一層地域の皆様の口腔の健康に寄与します。
次回、5月25-26日に行われるCore3 Hands-on受講のため5月25日(土)は休診となります。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
【The Dawson Academy 2019 セミナー】
The Dawson Academy Japan 2019 Core1
The Dawson Academy Japan 2019 Core2
The Dawson Academy Japan 2019 Core3
The Dawson Academy Japan 2019 Core5
The Dawson Academy Japan 2019 Core6
※Core4およびCore7はフロリダにて開催
The Dawson Academy Japan 2020 TMD Patients
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