歯石除去後の注意事項
・歯石を除去したことにより、歯茎の炎症が減少し、歯茎の腫れが引くと一時的な知覚過敏が生じることがあります。この知覚過敏は自然と落ち着くことがほとんどです。
・歯石除去時に炎症した歯茎に器具が触れているため、歯茎に一時的な弱い痛みが生じることがあります。
・歯石を除去することで舌で歯を触った感じが変わったように感じることがありますが、それが本来の歯の形です。慣れるまでしばらく様子をみてください。
・麻酔をしていない場合は、30分後からお食事がとれます。
浸潤麻酔後の注意事項
・麻酔の効果は通常2〜3時間ほど続きます。
・麻酔の効果が切れるまでお食事は避けてください。特に小さいお子様の場合は、頬や唇を噛まないよう注意してください。
・常温のものであれば水分摂取は可能です。
・麻酔を打った場所の歯茎が、稀に口内炎のような痛みを出すことがあります。口腔内を清潔にして経過を見てください。
虫歯治療後の注意事項
・治療の刺激により神経が敏感になり、一時的に歯がしみやすくなることがあります。
・治療した歯では強く咬まないように注意してください。
・麻酔をしていない場合は、30分後からお食事がとれます。
・歯を保護するセメントを入れた場合は、フロスが通らなくなります。
・何もしていないのにズキズキした強い痛みが出て、痛み止めが必要になる場合は、神経が炎症している可能性があるのでお早めにご連絡ください。
根管治療後の注意事項
・根の先を刺激したことにより、2〜3日ほど弱い痛み(痛み止めは不要)が出ることがあります。
・治療した歯では強く咬まないように注意してください。
・麻酔をしていない場合は、30分後からお食事がとれます。
・白い仮蓋がボロボロ取れてくることがありますが、全て取れてしまうことは多くないので心配されないようにしてください。
・何もしていないのに痛み止めが必要なくらいズキズキ痛む場合や白い仮蓋が全て取れてしまった場合は、処置が必要になるのでお早めにご連絡ください。
仮歯 or 仮蓋後の注意事項
・仮歯や仮蓋は取れやすいので、強く噛んだり、粘着性の食べ物は避けてください。
・麻酔をしていない場合は、30分後からお食事がとれます。
・フロスや歯間ブラシを通すと取れやすいので、基本的には歯ブラシだけで清掃してください。また歯科医師や歯科衛生士から清掃方法の指示がある場合はそれに従ってください。
・取れてしまった場合は歯に痛みが出たり、欠けたりする可能性があるのでお早めにご連絡ください。
補綴物セット後の注意事項
・セメントの刺激等でしばらくしみることがあります。
・柔らかいものから少しずつ噛んで慣れてください。
・麻酔をしていない場合は、30分後からお食事がとれます。
・噛み合わせて強く痛みが出る場合は、咬み合わせの調整が必要なことがあるので遠慮せずご連絡ください。
・一時的にフロスが通りにくくなることがあります。
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