2022年4月14日(木)に浦和にある波多野歯科医院 Maxis Implant Instituteで行われたインプラントLive opeセミナーに参加しました。波多野歯科医院は私赤嶺が研修医の頃から修行した医院で、今の自分があるのは波多野歯科医院のおかげだと思っています。波多野院長は日本におけるインプラントと咬合の大家です。今回のセミナーでは、波多野院長から直接インプラントの考えを学ぶことに加え、実際に院長のインプラント埋入手術を隣で見学することで、さらに理解を深めることができました。ふと自分が若手だった頃を思い返すと、同じように院長の隣で手術を見学していましたが、何もわかっていなかったと思います。今もわかっているようでわかっていないのかもしれません。いや、きっとわかっていないのでしょう。院長の知識に触れ、実際の手術の術式を見ることで、まだまだ勉強不足であることを痛感しました。これからさらに知識と技術を磨き、院長に近づけるよう努力し続けたいと思います。
今回のセミナーでは当院で使用しているインプラントの会社であるストローマンが提供しているネオデントインプラントについて学びました。ネオデントインプラントは骨吸収をより抑えた形で安定させることができる形態です。少し専門的にはなりますが、具体的方法としては、骨縁下2mmにインターナルコネクションタイプのインプラント体を埋入し、プラットフォームスイッチングタイプのアバットを使用することでより骨吸収を抑えます。
またインプラントを長期に安定させるためには咬合安定も必要不可欠です。臨床における咬合安定に必要な理論がDawsonの咬合理論です。このブログを書いている直前にこの理論をより正確に臨床で活用するための治療計画ソフトであるSmile Wizard(旧:Dawson Wizard)も導入しました。
明日からまた基本に立ち返り、歯科医療に向き合って行きたいと思います。
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