2022年５月19日(木)に浦和にある波多野歯科医院 Maxis Implant Instituteで行われたインプラント補綴セミナーに参加しました。
「長期的な安定が得られるインプラント治療に必要な条件とは何か？」
を中心に講義を受けました。波多野先生はインプラント治療の大家であるだけでなく、Dawsonの咬合理論を実践している数少ない臨床家です。歯を失った場所に適切な外科処置を行いインプラントを埋入することは確かに大事です。しかしそれだけでは長期に安定させることは難しく、歯を失ったそもそもの原因を改善する必要があります。もし歯を失った原因を改善せずにインプラント治療を行うと、入れたインプラントや他の歯、顎関節等に後々に障害を与えてしまう可能性があります。そこで歯を失ったそもそもの原因を診断する方法にDawsonの咬合理論があります。今回のセミナーでは波多野先生が実際に治療したDawson症例を多数見ることができました。長期的に安定したインプラント治療を行うためには、Dawson理論に基づき診査診断を行い、全顎的に治療を行う必要があると考えます。当院でもDawsonの咬合理論を実践していきます。
・関連ページ ≫ 【 診療案内：インプラント 】
コメントをお書きください