「歯科医院ではどのようなことをするのか?」「何をするか分からないので不安です。」といったお問合せを多くいただきます。歯科医院に不安を抱いている多くの方々に向け、当院での診療のおおまかな流れについて説明したいと思います。
ご予約
まずはお電話(℡ 0495-27-6480)にてご予約をお願いします。保険証、お薬手帳、お子様であれば子ども医療費受給資格証などをご持参ください。
ご来院
入口付近の非接触式体温計にて体温測定およびアルコールによる手指消毒をお願いします。受付後、問診票への記載をお願いします。
※ 2022年10月1日よりマイナ保険証が利用できるようになりました。
問診
歯科医師もしくは歯科衛生士による問診から始まります。現在お困りのこと(主訴)をお話しください。その後、歯科医師の判断のもと診査診断を行います。緊急性がある場合は、最小限の検査を行い、そのまま処置を実施する場合もあります。
口腔内写真撮影
初診時の記録として口腔内写真撮影を行います。歯科用カメラを用いて、普段のブラッシングの状態や虫歯、歯周病の状態、さらに咬み合わせの状態や審美性等をチェックします。また撮影した口腔内写真を実際にご覧いただき、磨き残しの状態や問題部位の原因および治療説明を行います。
レントゲン撮影
必要に応じてパノラマX線写真やデンタル撮影を行います。表面的な見た目だけでは分からない歯の中や顎の中の状態を確認します。また顎関節や上顎洞、唾石の有無、顎骨内の嚢胞、腫瘍といった口腔内からでは観察できない部位の状態も確認します。
診査・診断
・虫歯や根の病気の場合
必要に応じて、電気歯髄診やパルパー(歯髄診断用歯牙冷却材)等により診査を行います。
・歯周病の場合
歯周基本検査、歯垢の染め出しによる磨き残しチェック等の審査を行います。
・その他
必要に応じて様々な診査を行います。審美性が高い部位の治療や全顎的な治療を行う場合は、歯型の型取りを行います。
様々な診査により歯科医師が診断をします。
治療説明
歯科医師による診査・診断の結果から、病気の原因および治療計画について説明が行われます。歯科のゴールは一つではありません。患者さんの要望を聞きながら、歯科医学的に最適なゴールを設定します。目標が決まれば、患者さんと歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、受付が一つのチームとなり治療を進めていきます。歯科疾患は生活習慣病の側面もあるため、患者さんを含めたチーム医療が大切です。
最後に
歯科疾患は生活習慣病の側面を持ち、そして自然に治癒しない疾患も多くあるため、"治療"に日数がかかることがあります。そこで大事になってくるのが、治療だけでなく"予防"です。しっかり治療をした後は、定期的な来院で予防することが重要です。ぜひ当院と一緒に健康な口腔を取り戻し、その健口を長く維持できるよう予防を徹底しましょう!!
※ 当院は保険医療機関です。保険診療は療養担当規則というルールに基づいて行われます。ルール外の診療内容をご希望の場合は、全額自己負担(自費診療)となります。ご理解のほど宜しくお願いします。
※ 処方箋の有効期限は発行日を含めて4日です。有効期限が過ぎると再発行(自己負担)が必要となります。お早めに調剤薬局で受け取るようお願いします。
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